タイトルは「マイルス・デイヴィス/1958年マイルス」(58年5月録音)です。曲は“オン・グリーン・ドルフィン・ストリート”。なんともリリシズムの極みと言われるマイルスを味わえます。イントロはエバンスのルバートなソロで始まり美しくモダンな曲のムードが設定される。装飾音を削ぎ落としたリリカルなマイルス。コルトレーン&アダレイも輝いているが、なんと言ってもエバンスを挑発するリズム陣と対峙するかのように緊迫感に満ちた力強いブロックコードで、テーマを再構築するエバンスに心惹かれる。
映画『大地は怒る』の主題曲です。ポーランド生まれのグロニスラウ・ケイパー作曲、ネッド・ワシントン歌詞で、「私が見つけた愛に思いを馳せるとき/ グリーン・ドルフィン通りの大地にキスをしたいと」恋の思い出を綴った詩。私は、この映画はまだ観てませんが、最初に聞いたジャズでした。マイルスのハーマンミュートがたまりませんでした。
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